介護保険とは

高齢者の割合は増加の一途で2020年時点では30％弱が65歳以上となっています。

高齢化の進行によって介護の必要な高齢者の数が増加し、労働世代などの若い世代への負担が大きくなっています。

少子化も進んでいるため、65歳以上の人を一人支える15歳から64歳の人数（労働人口）もどんどん少なくなっています。

また核家族化が進み、子供が高齢になった親の面倒をみて介護するという習慣も、都市部を中心になくなってきているため、一人暮らしの高齢者や、高齢者が高齢者を介護する老老介護も増えてきています。

このような状況に対応するために、国は2000年に介護保険制度を社会保険制度の一つとして導入しました。

この介護保険は社会保険の一つですので、国民は強制的に加入しなくてはならない制度です。

介護保険はとても複雑です。そしてまだ比較的若い制度なので、制度の改正が多いです。

将来のためにある程度知っておくというくらいでもいいと思います。